冬妻(ひよつま)ほたる祭り開催中

地域

新潟市付近では6月下旬から7月上旬にかけて、ホタルの見ごろを迎えます。
とはいっても街中で見られるわけではなく、綺麗な水辺の付近でしか見ることができないので、
新潟市にお住まいの方でもホタルを見たことが無い方も多いのではないでしょうか。
都会に住んでいる方は近場で見ることができる場所がないかもしれませんが、
新潟市ぐらいの地方であれば少し足を延ばせば見ることができますので、
この時季ならではの情景を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

■新潟市のホタルスポット
新潟市内のホタルスポットとして、西蒲区岩室(旧岩室村)があります。
毎年「冬妻(ひよつま)ほたる祭り」が開催されていて、去年はコロナウィルスの影響で中止でしたが、
今年は6/18~7/3の期間で開催されています。
期間内の土日は臨時駐車場が開設されていたと思いますが、それでもいっぱいになることがあります。
心配な場合は、真っ暗になる前に着いて車を停め、岩室の温泉街をぶらぶらするのもお勧めです。

■ホタルが見られる時季
ホタルというと夏のイメージを持たれる方も多いかと思いますが、
ゲンジボタルの最盛期は梅雨頃です。
ヘイケボタルはもう少し遅い時期に見られますが、梅雨が明けると後述する条件が整う日が少なくなり
鑑賞するのは難しくなります。

■ホタルが見られる条件
ホタルは時季があえばいつでも見られるわけではありません。
条件に合わないと全く見られないわけではありませんが、
せっかくなら多くのホタルが飛び交う光景を見たいですよね。
ホタルが多く見られる条件は、以下の通りです。
・湿度が高い(日中雨が降った日もgood)
・曇り
・風が弱い(無い)
・時間は20時ころ(21時を過ぎるとほとんど見られません。)
ホタルの成虫は求愛のために発行しているというのが有力な説であり、
月が明るい夜はホタルの光が目立たなくなってしまうため、
あまり飛ばないようです。

ホタルの鑑賞に行った際は、ごみをポイ捨てしたり環境を汚すようなことは絶対にしないでださい。
自分は西蒲区の田舎生まれ田舎育ちなので、子供の頃は家の近くでも少しですがホタルを見ることができました。
しかし、用水路のU字溝施設が進み、いつの間にかホタルの姿はなくなりました。
ホタルだけでなく、人間は多くの野生生物の居場所を奪っています。
一人ひとりの心がけで、風情ある日本の景色をいつまでも残していけると思います。
日本の良いところを次世代まで残していきましょう。

それでは、今回はこの辺で。
ありがとうございます。

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