【釣り初心者向け】まずは釣りの対象魚を明確にしよう

趣味

これから釣りを始める方は、まずどのような点に注意したらいいでしょうか。
自分としては『対象魚を明確にする』ことだと思います。

対象魚を明確にした方が良い理由

釣り道具をそろえようと思うと、それなりにお金がかかります。
特にお金がかかるのは竿やリールですが、糸やルアーや針や餌など、小物や消耗品にも意外とお金がかかります。
あの魚も釣りたい、この魚も釣りたいだと、色々な道具を買うはめになってしまったり、
明らかに魚に合っていない道具を使って「全然釣れない!つまらない!」となってしまったりしかねません。
対象魚によって道具だけではなく、場所や釣り方も変わってきます。
対象魚が明確になっていないと、どんな準備をしたりどこへ行ったら良いかも決められません。

対象魚を明確にするには

では、対象魚を明確にするにはどうすれば良いでしょうか。

①なぜ釣りをしようと思ったのかを考える

趣味を増やしたかったり、屋外レジャーを求めてなのか、食べるためなのかによって、ある程度絞ることができます。

・趣味、屋外レジャーを求めて

海のルアーフィッシングで釣れる魚をお勧めします。
住んでいる地域によっても変わりますが、地元新潟であればイナダ、サワラ(サゴシ)がお勧めです。
これらは群れで海を回遊する魚で、群れに当たれば比較的簡単に釣ることができるからです。
また、大きさが40~50cmで、岸から釣れる魚としては引きも強く、釣れた時の満足度も高いです。
釣るのが楽しいだけでなく、食べても美味しいのも良いところです。
海のルアーフィッシングで大人気の対象魚といえば、シーバス(スズキ)が挙げられますが、
個人的には釣り初心者にシーバスはお勧めしません。
なぜなら、釣れないからです笑
よっぽど釣りの才能を秘めていたり、恵まれた環境に身を置いていない限り、シーバスは簡単には釣れません。
だからゲーム性があって釣れた時に嬉しいんです。
初心者に釣れない釣りをしてほしくはありません。もっと釣れる釣りから始めた方が良いと思います。

・食べるため

食べたい魚が対象になります。
と言いたいところですが、マグロやタイなど食べたい魚が簡単に釣れるとは限りません。
食べるために魚を釣りたいのであれば、アジがお勧めです。
アジの場合、釣り方はルアーよりもサビキ釣りの方が効率が良いです。
サビキ釣りというのは、糸に何本も針が付いていて、針に餌を模した毛のようなものなどが付いているものを使う釣りです。
夏の豆アジであれば、コマセという寄せ餌を使ってサビキ釣りをすると、鈴なりに豆アジ(アジの子供)が掛かってきます。
豆アジはから揚げにすると美味しいです。
梅雨時期や秋になればもう少し大型のアジを狙うこともできます。

・飼うため

おそらくここからは少数派だと思います。
飼いたい魚が決まっている場合も多いかもしれません。
もし決まっていないのであれば、小型かつ強い淡水魚が向いています。
大型の魚になると大きい水槽が必要になりますし、野生の魚はなかなか餌付かず死んでしまう場合もあります。
また、海水魚は海水を作らなければならず、淡水魚に比べて少し手間が増えます。
子供の頃、釣ったフナやタモロコやオイカワなどを飼っていました。
地味ですが個人的には好きです。(オイカワは地味ではないですが、少し難易度が高いです。)
なお、飼育する場合は、最後まで責任を持って飼育してください。
釣った場所とは異なる場所に魚を放流することは、生態系の破壊につながりますので、絶対にやめてください。

・売るため

寿司屋など、個人が釣った魚を買い取ってくれるところもあると聞きます。
この場合は買い取ってもらえる魚に絞られます。
この辺は詳しくないので、あまり語ることができません。
ちなみに、新潟で岸から釣れる最高級魚はキジハタではないかと思います。
観賞魚を釣って売るというのもありかもしれませんが、なかなか難しいと思いますし、
そもそも許されるのかもわかりません。

②自分が住んでいる場所や行動範囲を考える

近場で気軽にやりたいか、旅行感覚で遠出したいかなどによって釣り場が変わり、
その場所で釣れる魚が変わります。
いない魚は対象魚にはできません。
近くに川しかないのに、シーバスタックル一式を揃えても、結局全然釣りに行けなくて勿体ないなんてことになりかねません。
(近くに釣り場があったとしても休みと天候が合わず釣りに行けないことも多いです。
 遠征になれば尚更釣りに行く機会が減ると思った方が良いです。)

以上のような感じで
釣りの目的と自分自身の環境を合わせて、対象魚を決めるのが良いと思います。
釣り道具を揃えるのにもお金がかかりますし、魚に合わせた釣り方をしないとなかなか釣れず楽しくもありません。
むやみやたらに色々なことを始めるのではなく、ある程度一つのことを続けてみて、
どんどん釣りの幅を広げていくのをお勧めします。
いろいろと書いてきましたが、楽しく続けられるのが一番大切です。
やってみて、自分に合わないと思ったら、下手に拘らず別のことにチャレンジするのも大切です。

それでは、今回はこの辺で。
ありがとうございます。


 

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